朝、手洗いのすりガラスの向こうが白いので窓を開けると雪がうっすらと積もっている。
松本市では正月にも積もっているようだがその時は和歌山に帰省していたのでみていない。
今回が初雪のようなものだ。
道の雪は溶けて屋根や車の上にだけ雪が残っている。
大したことはない。
僕以外の家族は朝から保育園の行事で出かける。
みんなが用意を済ます少し前に車のエンジンをかけに行く。
フロントガラスの雪は雪かきを使うほどじゃない。
ドアを開けたままワイパーの力で雪をどかすと、いってこいしたワイパーが持ち帰ってきた雪が運転席になだれ込む。
怒りでもなく、悲しいでもなく、嘆きでもなく。
やるせないというほどのことはしていないのでそんな感情もうまれない。
なんていうんだろうと、雪を蹴り出しながら一日が始まった。
最近はノンアルコール もう少し嚙み砕くと「アルコールの入っていない地元の植物を使ったドリンクを作りたい」という動きが活発になっているように感じる。
地元の新聞でもこのような動きの記事が紹介されていた。
「観光客に提供していきたい」
多くの観光地でこのような動きは活発になるとのだろうと思う。
たまにOEMの問い合わせがあるので作り方だけでも公開していこうかと考えている。
そんな風に言うとものすごい極意がありそうな感じがするが全くそんなことは無い。
「地元の素材で地元を表現するようなお味噌汁を作りたいんです」
といわれると
「そんなの野菜を切って煮て味噌を入れるだけ」
と普段料理をしている方なら思うでしょう。
まさしくそんな感じ。
水に砂糖と香りの植物と酸味を入れると何となくまとまります。
「いやいや、そのバランスを知りたいんです!」
ということなのかもしれないが自分の好みぐらい自分で計らないと。
こんなことを書きながらこんな世の中の動きに対して否定的なことを言いたい自分の気持ちに幕をかけている。
危ない!
今日もありがとうございました。