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1.14.

1.14.

自分の身体では風を感じない。

同じ高さにある木を見ても、動きはない。

すぐそこにある建物の間から覗く竹の頭だけが揺れていた。

全体は見えない。

頭と胴体の一部。


とまっているときよりも葉の数は多く見える。

動物の身体のようにきめ細やかで、きらきらしている。

眼鏡をかけていなかったのもよかったのかもしれない。

おかげでぼんやりと、光も、強調されてみえた。

触りたい、というより、自分の身体があれぐらいの毛並みになれば気持ちいいんだろう、と考えさせられるぐらい魅力的に見えた。


日がおちる少し前。

短い休憩中にみえた、なんだかいい眺めだった。

 

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