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種と莢

種と莢

今日は月に一度やってくる父と子供たちの日。

5歳の娘と2歳の息子がいます。

可愛くてたまりませんが父の愛はそれほど響かず。

普段から一緒に寝ることすら叶いません。

一緒に寝ようと誘っても娘には「父ちゃんゆっくり寝な。」と一人で寝ることを優しく勧められ、息子には「父ちゃんあっちで寝て!」と真っすぐなパンチをもらいます。

娘の人を傷つけない言い回しには関心しつつも寂しい現実。


それほど母ちゃんが大好きな子供たちと母不在で過ごす夜はなかなかの緊張感があります。

ご飯を食べた後に一山あり、息子の眠気&我慢が爆発。

「ママがいい~」と普段全く言わない「ママ」呼びで寂しがり全力で泣きます。

初めこそ真正面から立ち向かい「大丈夫やで」など声をかけていたがそもそも「寂しい」ということに対して「大丈夫」など無意味な言葉で対応できるはずもなく泣き止むこともない。

こちらのメーターも満タンになるところと空っぽになるところがあり疲れ果てていた。

今日なんかは少し馴れたもので泣きじゃくる息子をみて「なんでママなんやろな?」と娘と笑いあいそれなりに適当な距離感で接することができました。

妻が帰ってきたので家に平和が訪れました。


今日は週明けの製造に向けてカルダモンの仕込み。


砧と大きい笊とボウルとサーキュレーターを駆使して莢を取り外し種を取り出します。

カルダモンを布袋に入れ砧で叩いて割り、笊に入れサーキュレーターで莢を飛ばす。

独自に開発した方法ですがこれがなかなかいい塩梅で種を傷つけずに取り分けることができます。


やるごとにコツをつかみ今日は5kgのカルダモンを2時間30分で仕込み終えました。

初めは5-6時間ほどかかっていたと思うのでかなりいい感じに記録更新していっています。


目指すは2時間。

25年中には達成しているでしょう。


こうして取り分けたカルダモンが草譯の香りの源となります。

こんな作業の工程を思い浮かべて飲んでみてください。


今日もありがとうございました。

 

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