Recipe

草譯を使用したノンアルコールカクテル

草譯を使用したノンアルコールカクテル

基本的には簡単にお飲みいただきたいので、他の香り、味わいを足さなくても楽しんでいただけるように作っています。

シンプルなところから派生して、料理やシチュエーションによってアレンジを加えていただければより深くお楽しみいただけるかと思います。

今回は少し和のテイストを加えたレシピです。

 

【材料】 
・草譯  80ml
・水   80ml
・山椒  一つまみ
・塩   一つまみ(気持ち少な目で)

 

【作り方】
1.グラスに氷、草譯、水、塩をいれよく混ぜる。
2.氷の上に山椒を乗せるように振りかけ、完成。

はじめは山椒の鮮烈な香り。
飲み進めるごとに山椒は沈んでいくのでいったん影を潜めますが、終盤になるにつれグラスの底に潜んでいた山椒が口の中に飛び込み、再び香る。
変化があり楽しいです。

これは旅館をイメージしながら考えたレシピです。
草譯のカルダモン、バニラの印象から「香りが強すぎる」と日本食を提供する場だと敬遠されることが多々あります。
カルダモンの香り、バニラの芳醇な甘い香りを活かしたまま和に寄り添うにはどうすればよいか。

山椒の鮮烈な香りで日本の要素を、塩で全体を引き締めることにしました。
そしてお水を使うところもポイント。最近はなんでも炭酸水でわります。
シュワシュワと爽快感があり美味しいですが、印象として明るすぎる。
水割りのまったりとした味わいの方が日本的だなと思っています。
使用している山椒は地元和歌山県の「きとら農園」さんの粉山椒です。
山椒というと京都のイメージが強いですが実は和歌山県が山椒の生産量№1なんです。
地元の物を使い良い香りに纏まったので完成したときは嬉しかったです。
いつもと違う表情の草譯を楽しみたいときにお試しください。

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